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■連結送水管の使い方

 連結送水管の設置基準であったり、点検要領は調べればすぐに分かるが実災害での使用方法について記載されている資料は少ない。

 「消防救助技術必携」「新消防戦術」に記載があったのでまとめてみた。

活用要領

・先着隊が原則として連結送水管を活用する。
・送水要領
 水量豊富な水利に水利部署し、単隊2口で送水。
 送水口が複数の場合、すべての送水口に送水することが基本。
 乾式へはウォーターハンマー防止のため、徐々に圧力を上げる。
 送水圧力は5階以下は1Mpa、6階以上は1.3Mpaとする。
・放水要領
 放水圧力はバルブで調整する。  
 
「消防救助技術必携」と「新消防戦術」では、送水圧力に違いがある。
「消防救助技術必携」には5階 以下は1Mpa、6階以上は1.3Mpaと記載されている。
「新消防戦術」には、筒先に応じた圧力...、2〜3口で放水できるよう高圧で...、ブースターポンプ(加圧送水装置)の入力圧力が0.1〜0.2Mpaとなるよう送水...と記載されており、具体的に何Mpaで送水すればいいのか分かりにくかった。
 昇任試験の問題の中にも 「消防救助技術必携」の内容に沿った問題があったため、こちらを優先してまとめてみた。

ちなみに連結送水管に表示されている圧力は噴霧切替ノズルを使用し0.6Mpa、毎分1200リットル以上の時のポンプ圧力の値である。
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