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 ファイヤーフローとは建物の火災でそれを鎮圧するために毎分に必要な水の量のことである。      
 単位は、リットル/分    公式は、建物の[縦の長さm]×[横の長さm]×14(リットル/分)
 例えば縦9m×横24mの建物が燃えているとすると、その建物内部に進入し消火する場合に必要な水量は、9×24×14=3024リットル/分となる。毎分500リットルの筒先が6口は必要であることが計算できる。
 この計算に部分の火災や延焼など考慮に入れる場合はその%を追加するだけでよい。例えば上の例で建物の25%が燃えているとすれば3024×0.25リットル/分が必要な水量だ。 その建物に2階があるとすればこの数字にさらに3024×0.25(2階分)を足せばよい。炎で気が動転しているときにはこのような計算で即座に必要な水量を割り出すのは便利である。
 
 さて、この根拠であるが、JVFA(日本消防団協会)【注:個人のサイト】で紹介されているが、もともとは米国の実験等から導き出されている。  fire flow formula(訳 ファイヤーフロー 公式)などで検索すれば信頼できると思われるサイトがヒットする。  その一部を紹介する。
 
 http://cfbt-us.com/wordpress/?tag=nfa-fire-flow-formula http://www.firedistrict7.com/tpdffiles/nozleproject/NFAFireFlow.pdf  グーグル翻訳などで翻訳してもよく分からないがおそらく根拠はこういったものだろう。  ちなみに公式で÷3がでてきているが、これは長さがフィート、水量がガロンで計算されいるためである。メートル、リットルに変換すると上記の公式となる。   
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